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COBOL販売管理システムをJava/Webへ刷新

本プロジェクトでは、COBOLで構築された販売管理システムを、Java/Webへ段階的に再構築するモダナイゼーションPoCを実施しました。PoCでは3本、約18,000 LOCのプログラムを対象に、6週間でAIを活用した移行方法と品質を検証しました。

プロジェクト概要

対象システム 販売管理システム
業務範囲 受注 → 出荷 → 請求 → 月次締め
PoC検証プログラム 3本(約18,000 LOC)
PoC期間 6週間
全体移行計画 301本(511,646 LOC)を全8ウェーブで段階移行
全体移行期間 10カ月想定(当初想定15~18カ月から最大約44%短縮)

システム移行の概要

現行システムではCOBOLを使用し、データ構造が索引ファイルに依存しているため、Web化や機能拡張が困難でした。本PoCでは、バックエンドにJava 17、Spring Boot 3、REST API、JPA、フロントエンドにVue 3、TypeScript、FR設計、データベースにPostgreSQL 15以降を採用した移行先システムを検証しました。

現行システム 移行先システム構成
  • COBOL
  • 索引ファイル依存
  • Web化・拡張が困難

Backend:Java 17、Spring Boot 3、REST API、JPA

Frontend:Vue 3、TypeScript、FR設計

Database:PostgreSQL 15+

移行・品質検証:Liquibase、Playwright E2E、DB比較自動化

課題・アプローチ・PoC実証結果

01.AI Agentsによる移行高速化

課題:COBOL人材の不足により、システムの保守と移行を継続することが困難でした。

NTQのアプローチとPoC実証結果:25のAI Agentスキルを活用し、ロジック抽出、UML・BPMN生成、検証を自動化しました。その結果、移行作業を64日から11.5日へ短縮し、約5.5倍に高速化しました。

02.3フェーズ分析による可視化

課題:COBOLのロジックがブラックボックス化し、Web化が困難でした。

NTQのアプローチとPoC実証結果:L(レガシー分析)、N(新実装評価)、G(ギャップ検証)の3フェーズで成果物を統一管理しました。PoCでは3本、約18,000 LOCを対象に検証し、ロジックを可視化しました。

03.多層的な品質保証

課題:Web化に伴い、業務ロジックとデータ品質が低下するリスクがありました。

NTQのアプローチとPoC実証結果:DB比較、Playwright E2E自動化、UATサインオフによる4層の品質保証を実施しました。その結果、機能同等性100%、データ保全性99.9%以上を確認しました。

04.全体移行計画

課題:将来の機能拡張、クラウド対応、AI連携が困難でした。

NTQのアプローチと展開計画:Bounded Context設計を採用し、マイクロサービスとKafka連携に対応する基盤を設計しました。これにより、マイクロサービス、Kafka、モバイル対応に向けた拡張基盤を確立しました。