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23 Jul 2026

Admin

23 Jul 2026

ベトナムオフショア 費用

IT人材の慢性的な不足と国内開発費用の高騰が続く中、コスト削減と高品質なシステム開発を両立する手段として「ベトナムオフショア開発」がますます注目を集めています。

しかし、「実際どれくらい安くなるのか?」「見積もりが不明瞭で不安」といった声も少なくありません。本記事では、2026年最新のベトナムオフショア開発の人月単価相場から、国内開発との比較、そして失敗しないための「見積もりの見方」まで徹底解説します。

1. 【2026年最新】ベトナムと日本のエンジニア人月単価の比較表

オフショア開発の最大のメリットは、何と言っても「コストメリット」です。まずは、日本国内とベトナムでのエンジニアの人月単価(1人のエンジニアが1ヶ月稼働した際の費用)の最新相場を比較してみましょう。

 

ベトナムオフショア 単価比較表

                       ※上記は目安であり、求めるスキルレベル(AI開発、クラウド構築など)や経験年数によって変動します。

 

日本と比較して約30%〜50%のコスト削減が可能

ベトナムの人件費は年々上昇傾向にあるものの、依然として日本国内と比較すると約30%〜50%のコスト削減が見込めるでしょう。特に、数十人月を超える中〜大規模プロジェクトや、保守運用を含めた長期的なラボ型開発において、このコスト差は圧倒的な強みとなります。

 

2. ベトナムオフショア開発の見積もりの内訳と見方

オフショア開発の見積もりは、国内開発とは異なる項目が含まれるのが一般的です。ここでは、一般的な見積もりの内訳と、確認すべきポイントを解説します。

基本的な見積もり項目

 

  1. 開発エンジニア費用: 実際にコードを書くPGや、設計を行うSEの費用を指します。「人月単価 × 稼働月数(または人日)」で計算される仕組みです。

  2. ブリッジSE(BrSE)費用: 日本側とベトナム側の架け橋となり、要件定義の翻訳や進捗管理を行う重要なポジションとなります。日本語能力と技術力の両方が求められるため、単価はやや高めに設定される傾向があります。

  3. コミュニケーター(通訳・翻訳)費用: ドキュメントの翻訳や会議での通訳を専門に行うスタッフの費用です。プロジェクトによっては、ブリッジSEが兼任するケースも見受けられます。

  4. 管理費・諸経費: 機材費、ソフトウェアライセンス費、オフィスの光熱費などの間接的なコストをまとめた項目です。エンジニア費用の10%〜20%程度が相場と言えるでしょう。

 

見積もり確認時の注意点(失敗しないポイント)

 

  • 「安さ」だけで選ばない: 極端に単価が安い場合、経験の浅いジュニアエンジニアばかりがアサインされたり、コミュニケーションを担うブリッジSEの質が低かったりするリスクが伴います。

  • バッファ(予備費)の有無: 認識齟齬による手戻りや、仕様変更に備えた工数が含まれているか確認しましょう。

  • テスト工数の割合: 日本と同等の品質を担保するためには、十分なテスト工数が必要です。開発工数に対してテスト工数が極端に少なくないか、入念なチェックが求められます。

 

3. 開発手法(契約形態)による費用の違い

 

ベトナムオフショア開発では、主に「請負型」と「ラボ型」の2つの契約形態があり、費用の発生方法が異なります。

 

請負型(ウォーターフォール開発向け)

 

あらかじめ決定した仕様に基づき、納品物を完成させることを約束する契約です。

 

  • 費用の特徴: 開発開始前に総額が確定するため、予算が立てやすいのがメリットと言えます。ただし、途中の仕様変更には追加費用が発生しやすく、見積もり時のバッファが多く積まれる傾向があります。

  • 適した案件: 仕様が明確に固まっているシステム開発や、単発のプロジェクトなど。

 

ラボ型(アジャイル開発・長期運用向け)

 

一定期間(半年〜1年など)、自社専用の開発チームをベトナムに確保するスタイルの契約です。

 

  • 費用の特徴: 「確保したエンジニアの単価 × 人数 × 期間」という月額固定の費用が発生する仕組みです。開発内容を柔軟に変更できるため、仕様変更による都度見積もりの手間を省けます。

  • 適した案件: 継続的な機能追加が必要なWebサービスやアプリ開発、AI駆動開発を活用した段階的なマイグレーション案件。

 

4. 費用対効果を最大化するためのポイント

 

単に単価が安い国を選ぶだけでなく、費用対効果(ROI)を最大化するためには以下の点が重要となります。

 

  • 上流工程(要件定義)を徹底する: オフショア開発での失敗の多くは、要件定義の曖昧さからくる「認識齟齬」です。画面遷移図やUIデザインなどを詳細に作成し、視覚的に共有することが手戻りコストを防ぐ鍵になるでしょう。

  • 日本法人のある企業を選ぶ: ベトナム企業と直接契約するよりも、日本国内に窓口(日本法人)がある企業を選ぶことで、契約面の法的な安心感を得られます。日本時間のタイムゾーンでのスムーズなコミュニケーションも可能となり、目に見えない管理コストを削減できます。

 

5. よくある質問(FAQ)

 

Q. ベトナムオフショア開発の単価は今後も上がりますか?

A. はい、経済成長に伴い緩やかに上昇傾向にあります。しかし、日本国内のITエンジニア不足による単価高騰のスピードも速いため、今後数年間は依然として日本国内と比較して高いコストメリットを維持すると予想されています。

Q. 見積もりにない追加費用が発生することはありますか?

A. 「請負契約」の場合、当初の要件定義に含まれていない機能の追加や大幅な仕様変更が発生すると、追加費用(再見積もり)となります。「ラボ契約」の場合は月額固定のため、期間内であれば仕様変更による追加費用は発生しません。

Q. 安すぎる見積もりを出してくる企業は危険ですか?

A. はい、注意が必要です。相場を著しく下回る場合、経験の浅い新人が多数アサインされている、あるいは管理を担う優秀なブリッジSEが不在であるなど、後々「品質低下」や「納期遅延」といったトラブルに発展するリスクが高くなります。

まとめ

 

2026年現在でも、ベトナムオフショア開発は日本企業のIT人材不足を解消し、開発コストを最適化する強力な手段です。見積もりを見る際は、単価だけでなく「チームの質(BrSEのスキル)」や「テスト工数」にも着目し、自社のプロジェクトに最適な契約形態(請負・ラボ)を選ぶことが成功への近道と言えるでしょう。

NTQジャパンでは、日本語堪能な優秀なエンジニア陣による高品質なシステム開発を提供しております。最新のAI技術を活用した開発プロセスや、レガシーシステムのマイグレーションも当社の大きな強みです。オフショア開発の費用感についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Tag: 2026年最新; IT人材不足; NTQ; NTQコンサルティングジャパン; NTQジャパン; オフショア開発; システム開発コスト削減; システム開発の見積もり; ベトナムオフショア開発; ラボ型開発; 人月単価; 請負型開発; 開発費用