NTQ、ブロックチェーン市場にあわせた支援体制強化を計画
ブロックチェーンとは、一般に、「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」とされています。
ブロックチェーンは、仮想通貨の基盤となる技術として注目を集めました。
データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低いシステムが容易に実現可能である等の特徴を持つことから、金融業界を中心にブロックチェーンが大きな変革をもたらすと予測されています。
世界的には、ブロックチェーンに関連する特許数の構成比を見ると、中国が69.5%でマーケットリーダーとなっていますが、各国でDAO、Web3というキーワードとともにブロックチェーンを使ったシステムが検討されています。
法人向けのシステムという観点では、IBMをリーダーにトレーサビリティ分野を中心としたロジスティクス分野への応用等、金融業界以外でのユースケースも現れ始めています。
NTQ本社の位置するベトナムに視点を向けると、暗号資産の分析企業であるChainalysisが2021年8月に発表した暗号資産の利用が盛んな国を示す指数「Global Crypto Adoption Index」では、世界154カ国のなかでベトナムが1位とされています。
また、2021年5月にブロックチェーンゲームのアクシー・インフィニティを開発するスカイメイビスがシリーズAで750万ドル(約8.3億円)の資金調達をしたことが話題となりました。
こうした暗号資産やPlay to Earnの流行に伴って、ベトナムではブロックチェーン技術、特にブロックチェーン人材育成の需要が高まる傾向にあります。
日本では、矢野経済研究部の調査によると、2017年度~2022年度の国内ブロックチェーン活用サービス市場の年平均成長率は108.8%、2022年度には市場規模が1,235億9,000万円に達すると予測されています。
実際、社会実装の推進、暗号通貨関連の要素技術の研究、暗号資産そのものに係る要素技術の研究を行うブロックチェーン技術関連のスタートアップが続々と登場しています。
大手企業についても、金融関連の取引記録、契約管理、暗号通貨に係るサービスを中心にスタートアップとの提携も行いつつ、ブロックチェーンの適用が進んでいます。
NTQは、日本のブロックチェーン市場規模の成長見込みを捉え、2021年末までにブロックチェーンに特化した開発部門を設立する目標を立てています。
【提供予定のサービス】
・ブロックチェーン開発者(ラボチーム)の提供
・分散型アプリケーション(D Apps)の開発サービス
・スマートコントラクト開発
【注力する技術】
・NodeJS
・React JS, Vue JS
・React Native, Flutter
・Web3
・Solidity, Rust
ブロックチェーン特化の開発部門設立はまだですが、NTQはブロックチェーンの開発実績も複数ございます。
ブロックチェーンを使ったアイデアの壁打ちから無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。