IT人材が豊富なベトナム
ベトナムは現在、Global Innovation Index 2019(GII)で3位、世界経済(129か国)では、42位です。アメリカの時事解説誌USNews&Worldによると、ベトナムは2019年の9か月間で、261.6億ドルのFDI資本を誘致しました。
また、人的資本指数(HCI)では157ヵ国中48位の位置にあり、東南アジア地域ではシンガポールに次いで第2位です。
ベトナムIT市場のITエンジニア人口は、非常に豊富で40万人にのぼります。
現在、ベトナム国内にはIT教育機関が153校あり、IT専攻卒業生は短大卒を含むと約50,000人にもなります。ベトナムのオフショア開発にとって大変恵まれた条件にあると言えるでしょう。そこで、ベトナムIT人材の特徴を分析してみました。以下を一緒に見てまいりましょう。
■年齢、場所、性別
ほとんどのプログラマーはミレニアル世代(20歳から34歳)に属しています。 その内8.8%は20歳になる前にコーディングを開始しています。20-29歳の人は53.2%を占めています。
地理的にみると、ベトナムのIT人材が集中している地域は、大都市です。特にハノイは34.7%、ホーチミン市は55.3%を占めます。 この2つの経済中心都市に加え、新興都市であるダナン市のこれら3都市は、安定した社会と政治条件により、外国人投資家の間で人気があります。この3都市にオフショア開発会社が集まっているのも必然であるといえましょう。
性別の面では、IT人材の90%以上は男性、女性は6%強ですが、年々女性の割合も増加しています。特に2年以上の経験を持つ女性の割合がより高くなってきています。2019年からは、プログラミング業界の女性人材も大幅に増加しています。
出展:Top Dev Report 2020
■経験年数と資格レベル
IT人材で、シニア開発者(5年以上の経験者)は、約30%を占めます。
他の特徴として、人材の50%以上は、経験3年未満を占めており、研鑽を積み成熟するには、まだしばらく時間がかかるようです。
出展:Top Dev Report 2020
■ベトナムで人気の技術
一般的にベトナムのプログラマーは、知的で勤勉かつ習熟が早いです。
人気の技術は、やはりAIやIoT等の最先端技術です。
出展:Top Dev Report 2020
ベトナム人材の特徴を一緒に見てまいりました。
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